アメリカ中部に位置するアイオワ州、その州都デモインより現れた異形の集団――各人各様のグロテスクなマスクを付け、揃いのジャンプスーツに身を包み、怒りと憎しみに満ちた激しい言葉と暴力的な音楽をもって世界を席巻した9人の男たち――スリップノッが、再び世界を震撼させる時がやって来た! 2004年に発表された前オリジナル・アルバム『Vol.3: (ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)』よりおよそ4年ぶり、4枚目のフルレンスとなる待望の新作『オール・ホープ・イズ・ゴーン』が、いよいよその全貌を明らかにする!

「俺たちのアルバムの中で最も美しく最も力に満ちた作品だ」 ヴォーカルのコリィ・テイラーは新作についてこうコメントしたそうだが、彼らが常に前作を超えるアルバムを作り続けてきたことは、ファンならばよく知るところ。つまり、スリップノットの作品はいつも“その時点での最新作がその時点での最高傑作”だったわけで、まもなく発表となる『オール・ホープ・イズ・ゴーン』がバンドの新たなマスターピースとなることは間違いないのだ。

リリースに先駆けて、新作に収録される曲のうち、タイトル・トラックの「オール・ホープ・イズ・ゴーン」と「サイコソーシャル」の2曲がいくつかのウェブサイト上で解禁となっているが、これらを聴く限りにおいても、彼らがあの傑作『Vol.3: (ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)』を超える確かな音楽的深化を手にしていることは瞭然。よりメロディックに、よりブルータルに、よりダイナミックにグレードアップを遂げた9人のメンバーが解き放つ『オール・ホープ・イズ・ゴーン』という名のモンスター、その驚愕のポテンシャルに心して震えるべし!